2010年05月01日
北海道紀行 富良野編
帯広の夜を満喫した朝トモハルから電話が鳴った。
昨晩朝8:30に朝飯の材料を買って部屋に行くと約束していたのに寝坊したのだ。
慌ててセイコーマートで買い物し部屋へ向かうとトモハルが飯を炊いて待っていた。
トモハルがすばやく朝飯を作ってくれた。息子の作った朝飯はやはり格別なのだ。
午前中にトモハルの新生活に必要な買い物や帯広の街の物色などを済ませた午後帯広を発った。
別れ際、「お父さんはこれから富良野に向かう、君は人生の目標地点に向かいなさい。」といってドア越しで別れた。
18歳とはいえ我が子を最果ての地へおいて行くのはどこか物悲しかったりした。
トモハルも「いろいろありがとう・・・」と一言だけポツリと言ってドアを閉め部屋に入った。それからの約数十分はお互い違う空間で語るに難しい心境を過ごしたような気がするのだ・・・と何か文学的になってきたので富良野に行って純と蛍に会いに行こう。
帯広から走る事2時間。
まずは中畑木材。「なかちゃん・・純の奴が・・・」
五郎さんの丸太小屋。
純と正吉が手袋を干して丸太小屋を燃やしたそのストーブ。
「純・・・おまえはほんと きったねー奴だな・・・」
丸太小屋が燃えて石の家を造るまで住んでいた家。
その内部。「おじさん、自分は一時期おじさんに育ててもらって、ホントの親だと思ってますから・・・」
そして『遺言』の拾ってきた家。
何か『北の国から』の名シーンをいっきに紹介したが如何かな・・・
富良野滞在時間は2時間・・・もう少しじっくりと過ごしたかったのだ・・・
息子との別れを引きずりながらの富良野だけに八幡丘の夕日見ながら走る富良野ロードはなぜか涙が頬を濡らしていたのだった・・・
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- by リフォームワーク
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