弊社施工例、お客様の感想

1年前から自社HPのブログを転記するだけですがアメブロを始めました。
そのアメブロで知り合った堺市の外溝屋さんから外階段の防水工事のご相談をいただきました。

ということで堺市の外溝屋　西川技研様からの仕事で旭区　I様邸の階段防水工事を承りました。

実はこちらのお宅、タレントのタージンさんのご実家で、隣にいらっしゃるのはタージンさんのお父様です。工事期間中、タージンさんがお見えになる事はなかったのですが、工事後「丁寧な工事をしていただきまして満足です」とお喜びのお言葉をいただきました。

２世帯住宅の２階に上がる外階段です。
一応鉄骨階段にモルタル下地の上から滑止めシートを貼ってあります。

一応防水対策はしてありそうですが・・・
ただこの１０年２回、施工直しを他の業者でやってもらってるそうですが、雨漏りは止まらないそうです。

階段裏面はこの通り水漏れ跡でさびています。
階段表からの水の侵入で鉄骨の溶接個所の間がすべて漏水しています。

平場用シートをカットして踏面、蹴込に張り付けステンのノンスリップで押えてあります。
しかしノンスリップを止めるビス箇所から水がまわっているようです。
一応ビス箇所にコーキングはしてありますが、コーキングは２年で切れてしまいます。
やはり直接雨が当たる場所は平場用の切り貼りではなくタキステップのような一体型階段専用防滑性シートでの施工が大切です。

施工中
　
とりあえず一からの施工です。
既存のノンスリップ、シートをめくります。
水のまわりがひどいところはモルタルまでめくれてしまいます。
シートの撤去が終われば下地をきれいにケレンをかけてしばらく乾かします。
鉄骨とモルタルの間にかなり水がたまってるのでそれを抜かないことには工事が進みません。

　
階段表面がある程度乾けばササラに錆止めを塗り、踏面、蹴込、ササラと全体にウレタン防水材を塗っていきます。

　
防水材が乾けば、タキステップ　一体型階段専用防滑性シートを貼っていきます。

　
その後端部のコーキングをきっちり施せば階段面は完成です。
階段裏は錆を落としてOP塗装です。

完成です。
仕上げは一般的な名称でタキステップと呼んでいる一体型階段専用防滑性シートを貼りました。
下地の防水をこれだけきっちり施せば漏水することはないでしょう。

踊り場も美しく仕上がっています。
踊り場面の立ち上がりがほぼないのでコーキングを斜めに仕上げ水の浸入を防ぎます。

階段裏もきれいになりました。

この階段は新築当初から色々トラブルがあったそうで、何度も漏水施工をしてるそうなんです。
そのこともあり今回失敗が許されない状況でもあり、念を押した丁寧な仕事をしてきました。
こういう他の業者のが招いたトラブルを、信頼して頂き任せていただくということ、そしてその結果にご満足いただけるということは住宅リフォーム業をやっていてよかったと思います。
住宅リフォームに完璧ということはないと思います。
しかしより完璧に近づけるよう妥協しないかということが、私たちの存在意義であると思います。
これからも妥協をしない、完璧に近づける工事をめざしお客様方に喜んでいただきたいと考えます。

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